日々起こる自然と食と人との出会い・・・わたしの元気の源!お届けします★


by tomomo05
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しっとり七夕

今日は七夕
7月7日。

今日は年に一度のひとりの夜。

祖母の7回忌を向かえ、
両親2人は鳥取のお墓参りに行っています。
心配事のないよう、2人のんびりしてくれれば嬉しいです。

派遣の仕事を終え
いつもは公園一回りして、家にかえるのですが
今日は一人だけの夜。

改めて家にいたいなぁと思い、さっさと帰ります。

祖母と献杯をしようかと
素朴なクッキーを作り、梅酒で想いをよせようと・・・
しかし、欲張りすぎてあれもこれもと4種類も作ってしまった(汗)
気づいたら22時・・・あらあら

急いでつまみを作り、ご仏壇にお供えを。

和ろうそくの火から
お線香をあげ、一本ずっと火が消えるまで暗くして想いだしてみました。


麻井家の祖母はとてもわがままで
親戚中でも問題のおばあちゃん。
気難しく、強情で、わがまま。
母親を泣かすとんでもないおばあちゃんです。

祖母は亡くなる前7年は寝たきり。
そのうち5年は自宅で介抱してました。
母だけでなく、父も、子供達の兄と私も
総動員で、お金と時間を費やし、面倒を見てました。
みなさんに、すごいね~と言われたけど、
それが当たり前だと思ってました。

生まれた時から一緒でしたから。


祖母が亡くなった時、母親は皆に「よくやった」と言われたものです。

そんな祖母の思い出でした。

一方、わたしだけの思い出は、
『やさしいおばあちゃん』でした。

山に登った時、背中におんぶしてもらった記憶
お風呂に一緒に入った記憶
夜中のおトイレにいつも光をともしてくれた記憶
そして帰りにはいつも寝床に一緒に寝た記憶

祖母と二人の記憶を思い起こすと、面倒なおばあちゃんの反面、
やさしく温かい人柄でした。
いつごろからガンコちゃんになっちゃったのかしら??

ふと思うのですが、
祖母はとても自由を気に入ってました。
「決められたこと」が嫌い。
よく口にする言葉は
「アナタはアナタ。ワタシはワタシ」
一見、とても自分勝手な印象ですが、

人それぞれの価値観があって、両親との考えと、違っただけのことでした。
言い方がとてもつっけんどんなので、“わがまま”としか捉えられなかったのですが。

今ではそのことがよくわかるような気がします。


「あるものの中から幸せを見出だす」ことも生き方のひとつだし
「ないものの中から幸せを作り出す」ことも生き方のひとつ。

どちらが幸せかはその人それぞれ。
どちらもあってすばらしいことです。


祖母は亡くなる前の3年は、介護施設を転々としました。
ひとつの所では面倒みてもらえないほど、たくさんの事をやらかし
手に負えないと言われ、まわされていったのです。
贅沢をしない、つつましい生活で貯めた貯金は、全て施設行きになりました。

気丈な祖母は、その事を知ったら、潔しと決断したかもしれませんね。
最後まで起き上がろうと、ものすごい力でベットから起き上がろうとしてたくらいですから。
「生きる」力はすさまじいものがありましたが、
病院での姿を見ると、その力とはあい反するものを感じてしまいました。

わたしがこの年齢で祖母と会っていたら、
子供の頃と違う印象を持っていただろうなぁと思います。

とてもがんばりやで、
実はもっと、自由を愛する人だったのかもしれません。


たまたま60違いの祖母とワタシは。
同じ「豪のトラ」年生まれ

なんとなく似通ったところがあるのでしょう。


今日は仏壇の前にして、
母親にはない、祖母の生き方を思い出しました。

今月27日は、亡くなって7年目。
今は三五子おばあちゃん、鳥取でにぎやかなお墓に喜んでいることでしょう。
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by tomomo05 | 2010-07-08 01:50 | 生きかた